BLUE-MOON RAY

石の話と、映画の感想を少し。


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アフター・アース

予告なしにブログを休止していましたがm(__;)m、またぼちぼち書き始めようと思います。

今日はN・シャマラン監督の「アフター・アース」を見てきました。
久しぶりに映画館に行きましたが、復活第一弾でこんなに面白い映画を見ることが出来て大満足です。

ネタバレします。
これから見る方は要注意です!!
人類によって破壊され、住むことが出来なくなった地球。
地球を破棄し、人類は新しい星へと移住しました。

しかし、その星には「アーサ」という先住民(というかクモに似た巨大生物)がおり、やってきた人間を次々と抹殺していきます。
そんな「アーサ」に唯一勝つことができるのが、恐怖心を一切持たない「幽霊~ゴースト~」と呼ばれる人間です。
彼のおかげで、人類は新しい星に住むことが出来るようになりました。

そんな伝説の兵士・サイファを父に持つ息子・キタイの親子の絆のお話です。

CMを見たとき、「ただの親子愛物語じゃないとは思うが・・・」とは思ったものの、多少の心配はありました。
しかし、やはりシャマラン監督の映画です。
裏の意味(?)がちゃんとありました!!

これはガイドと、この世界(3次元)を生きる私たちを描いている映画です。

不時着した地球で、自分たちが生還するためには救難信号を出すしかありませんが、その機械は100キロ離れた場所にある、船の後部にあります。

サイファは両足を骨折しており、キタイがそこに向かうことになります。

ちょっとぼかしますが、父サイファはガイド、息子キタイはこの世界を生きる私たちです。
キタイが恐怖心を持てば、サイファの指示に従えなくなります。キタイがうそをついても、サイファにはすぐにばれてしまいます。

不測の事態が起き、サイファが計画を中断しようとしても、キタイが「続行する」といえば続けるしかありません。
が、それは自分の意思が決定することです。

サイファとの通信が途絶えたなら、キタイは自分の判断でどうするのかを考えなくてはなりません。
その間が、強くなるチャンスなのかもしれません。

キタイには、目の前で姉をアーサに殺されてしまった過去があります。
それがトラウマとなり、また、伝説の兵士であった父という大きな壁があります。
それを越えようと懸命に恐怖心と戦っていますが、ピンチに遭うたびにその過去が頭によぎります。

それはサイファも同じでした。
伝説の兵士と呼ばれても、大切な家族をないがしろにし、任務に没頭してきたサイファ。
やはり、キタイの姉がアーサに殺されてしまったことを悔やんでいました。

キタイとの通信が途絶えてしまい、自分の責任だと後悔するサイファでしたが、その思いとは裏腹にキタイは船の後部に到着します。なんとか救難信号を見つけ出しますが、そこにはアーサが待っていました。
実は、船には訓練用のアーサの卵が積んであったのです。

キタイの恐怖心を察知し、アーサが襲ってきます。何とか逃げますが、アーサのつめが左肩に刺さり、水の中に落ちてしまいます。
皮肉にも、同じ状況を父サイファも経験していました。

サイファは「アーサに襲われ、もう死ぬんだ、と思ったときに恐怖心は消え、新しい未来を思い描いていた。」(言葉はこの通りじゃないのですが;;)的なことをキタイに話していましたが、まったく同じことを経験することで、キタイも過去のトラウマと決別することが出来ます。
すると、アーサがキタイを感知できなくなり、あれほど恐れていたアーサを倒すことが出来ます。

キタイがアーサを倒し、救難信号を使うことで(任務遂行で)サイファの後悔もともに昇華します。

何か計画(自分の使命?)を遂行するために、いつでもガイドはそばで道を指示してくれているが、自分で意思を決定することで成功へと繋がる・・・ということを示しているようです。

そして、自分のトラウマと向き合い、克服することは自分のご先祖様や、ガイドの皆さんも救うことに繋がるのです。


恐怖の象徴=アーサとなっていますが、クモなのが面白いですね~。
また、キタイやサイファが住んでいるところは地球よりも重力による負荷が少ないようです。てことは火星なんでしょうね。火星の先住民を殺戮しちゃうとことか、とても象徴的。
やはり、人間を恐怖心によって縛っているのですね。

そして、恐怖心をなくした人間が幽霊=ゴーストと呼ばれているのは、地球に不時着したときのサイファはキタイとは違う世界に存在しているということを強調しているようです。
イルミーさんたちに支配されないためには恐怖心をなくすことがひとつの条件なのでしょう。

物語の中で、ちょいちょい顔を出してきた「白鯨」という本。主人公の片足は義足だそうで、この映画のはじめのほうにも片足の兵士が出てきていました。サイファも足を怪我してしまうので、何か意味がありそうですが・・・。この世界にいる人間の片足はガイドさんが担っている・・・という象徴かもしれませんね。


サイファの「恐怖心とは人間が作り出すもので、本来持っていないものだ。明るい未来を願うときに不安に思う心が恐怖心になる。恐怖心はないもので、危険な状況は存在しているもの。」という言葉が印象的でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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  1. 2013/07/01(月) 17:57:01|
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