BLUE-MOON RAY

石の話と、映画の感想を少し。


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アルタード・ステーツ

本日はifさんから借りているDVD「アルタード・ステーツ」の感想を。
1980年の映画です。
30年前に、すでにこんな映画が作られていた・・・ということに驚きます。
「魂の起源」は、気の遠くなるような年月を経ても変わらず、人間の根本的なテーマです。
おそらく、同じテーマでこれ以上の映画は作れないんじゃないかと思います。

主人公は、自分を実験台にトランス状態・・・幻覚を見る症状から「人間の真理」に迫ろうとします。
メキシコのインディアンたちが使う、強い幻覚状態を引き起こす秘薬を使い、命の危険を顧みず実験を重ねていきます。
そして、とうとう自らを「退化」させることに成功します。追い求めた「真理」とはどのようなものでしょうか?

退化すると、「食べること・生きること・眠ること」の本能しか残らないと主人公は言いました。
人間が持つ「愛」とは、進化の果てに手に入れた一番崇高な部分。
現代は「退化」し始めているのかもしれません・・・;;

ここまで貪欲に真理を追究できる人間はあまりいないと思います。特に現代人はそういうことを忘れすぎなのでは?(私にもいえますが;;)主人公クラスだともう「狂人」だと思いますが、それは一般的な意見でしかないです。彼は純粋に、人間の本能に従っただけだと思うのです。
とはいえ、それだと「退化」した人間と変わらず、「理性」も必要となります。彼は幻覚におぼれることなく、理性と本能のぎりぎりのところにいたのです。

うーん・・・上手く言葉にできないのですが、ほんとうは、人間に不可能はないのかも。
世間が人間の制限を決めてしまっているから、先が見えない。
それに抗おうとする強い意志がないと、埋没するのです。
主人公のように貪欲に真実を求めれば、答えはどこからか見えてくるのではないかと・・・。

人間の本来あるべき姿が、この映画には描かれているように思います。
まさにそれこそが「人間の真理」であり、「魂の原点」なのかもしれません。
「知りたい」と思う人間にだけ与えられる「答え」・・・「自由意志」ということでしょうか?
知らなくたって、追求しなくたって人間は生きていける・・・けど、「生きている」という奇跡を忘れてはいけない。

主人公が最終的に見たのは「無」。何もなく、ただ広がり続ける「無」。それはとても恐ろしいものだといっていました。その恐怖は自分の中に広がり続け、取り込まれてしまいそうになると。
そして、主人公の体が退化し始めるのですが、妻の言葉「自分が呼び込んだもは、自分で抑えるしかないのよ!!」・・・それができるのが人間なのです。

主人公が見ている幻覚を映像にしていますが、これはすごいと思います。確かに、こんな風に見えることがある!!と思いました。
眠りに落ちる瞬間や、ふと見える一瞬の光、夢の中の風景など・・・すこし古いCGが余計に生々しく感じて、意識がトリップしそうになります。

同じトリップなら、この映画の主人公みたいに「真理」を追究すればいいのになー・・・などと、最近起こっている一連の麻薬事件を皮肉ったりしつつ、見ていました。

言葉で表現するのが難しい映画でしたが、人間の本質を追求したものが見事に映像化されています。感覚的に訴えてくるものがありました。

乱文になってしまいました、ごめんなさい^^;;




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テーマ:DVDで見た映画 - ジャンル:映画

  1. 2009/08/16(日) 01:07:03|
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