BLUE-MOON RAY

石の話と、映画の感想を少し。


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ノウイング

皆既日食でみんながわき立つ22日、ニコラス・ケイジ主演「ノウイング」を見てきました。
思いがけず、太陽が裏テーマになっているような内容でした。
・・・が、ちょっとレベル高めの映画でした・・・^^;

ネタばれしますので、ご注意ください。
この映画の、伝えたいことの半分くらいしか理解できていないような気がしますが、それでも「人類への最終警告」だと思いながら見ていました。

映画にかかわった人々は宇宙人なのでは?と思うほど、宇宙人、UFOがリアルな映像になっていました。主役のニコラス・ケイジの視点で話が進んでいるように見えて、実は宇宙人から見た人間の姿を描いているようです。

サイン・シンクロニシティの類は、見えない存在が意図して私たちに見せているものだと思います。「knowing(ノウイング)」=故意という意味で、主人公・ジョンに訪れるすべての出来事は宇宙人が50年前から計画していたのです。

息子が通う小学校が、創立50周年を迎えること。そして、50年前のタイムカプセルのなかに、数字の羅列だけを書いた手紙があること。それが息子の手に渡り、父であるジョンの元にやってくること。
数字の羅列の意味を知ることになったきっかけも、偶然の出来事でした。
ジョンが宇宙物理学者で、シンクロニシティを否定する存在であることも必要でした。だからこそ、冷静に数字を分析し、宇宙人の意図に沿って行動できたんだと思います。(本人にはその自覚はないと思いますが。)

宇宙人は、道しるべを示すだけで直接働きかけることはしませんでした。ただ、ジョンを見守り、最終的なゴールを用意しただけです。
人間は、見えない存在のメッセージに気づき、自分で分析し、判断し、行動していくことで何かを学び、ゴールにたどり着かなければならないのでしょう。

数字の羅列を書いた少女の娘・ダイアナ。物語の中盤で出てくるキーパーソンで、ジョンの息子と同じくらいの年の娘がいます。「ダイアナ」という名前の通り、「月」をイメージするような女性です。娘への愛情が深く、かなり感情的。精神的に不安定な部分を持ち、感情に任せた行動をするため判断を誤るところがあります。
ジョンとダイアナはお互いの「影」の部分を体現していました。常に冷静沈着、愛情表現が下手なジョンにとって、ダイアナのように素直に自分の感情をぶつけてくる相手はかなりの刺激だったと思います。
ジョンが宇宙人の意図を完遂するために、ダイアナから何かを学び取る必要があったんだと思います。
ダイアナにとっても、ジョンは自分にない何かを学ぶチャンスだったと思いますが、その前に彼女は交通事故で亡くなってしまいます。
もしかすると、宇宙人の慈悲かもしれません。

「選ばれた人間」であるジョンの息子とダイアナの娘は、新天地で新しい世界を作るために、地球が崩壊する前にUFOで脱出します。ダイアナにとってはたえられない娘との別れがあります。彼らは、一足先にダイアナを新しい世へと送っていたのかもしれません。

宇宙人たちがジョンの息子にささやいた言葉・・・「人間はもう駄目だから、新しい世の中を作るために地球を一掃する」・・・これがどのように現実の私たちの世界に反映されるのか・・・少なくとも、今のままではこの映画と同じ運命をたどってしまうということなのか・・・。
考えると恐ろしいことですが、そんな私たちにも宇宙人たちは手を差し伸べているのでしょう。人間を愛しているからこそ、希望を残し、託す。

「人間いつかは死ぬんだから、じたばたせずに神様の采配にお任せしよう」というジョンの父の言葉が印象的でした。運命を受け入れ、家族とともに静かに最後を迎える。神や宇宙の前に、人間は無力なのです。
静かなジョンの家の中とは真逆の、狂気に満ちた外の世界。与えられた運命を拒否し続けても、否応なく訪れる死。アセンションというものがあるなら、ここに大きな「差」が出るのかもしれません。

ジョンと息子、ジョンと父。そしてダイアナと母、ダイアナと娘。親子間の「救い」もあるように思います。相手を許すことでその存在を受け入れ、癒しに繋がる・・・それは、愛の力になり、しいては運命だって変える力になりうるのです。映画の世界ではその思いが足りなかったのかもしれません。

ジョンの息子と、ダイアナの娘がたどり着いた場所・・・黄金色の草原に大きな白い木がある・・・アダムとイヴを思い出すような場所でした。友達として連れて行った動物は「ウサギ」でしたが、耳が長い・・・ということは、現代の私たちにも宇宙人たちの「ささやく声」を聞き取れる力が必要だ・・・ということを暗に示しているのかも知れません。

宇宙人が出てきて、選ばれた人間を別の星に導く・・・普通に見ると突拍子もない話で、ただのSF映画だと思ってしまうような内容ですが、この映画は深いです。ぶっちゃけると、わからないことのほうが多かったので、まとめるのに時間がかかってしまいましたが、2~3年後にもう一度見ると、伝えたいことがもっと見えてくると思います。

そのときはまた、感想を書こうと思っています。


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  1. 2009/07/25(土) 01:54:16|
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