BLUE-MOON RAY

石の話と、映画の感想を少し。


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タイムライン

今日は「タイムライン」の感想です。
この映画が上映されていたころに私が読んでいた映画の本のレビューではあまり評判がよくなかったのですが、見てみると全然そんなことはなく、むしろわかりやすくて楽しんでみることができました。

確かに、多少先が読めてしまう話ではあるかな~・・・と思うけど、逆に言えば安心してみていられるということで^^;;

この映画は、フランスにある古城の発掘をしている考古学の教授を父に持つ青年と、その発掘作業にかかわる人たちが、ある巨大な組織が発明した転送装置で同じ土地の14世紀へタイムスリップするというお話です。

娯楽映画といえば娯楽映画ですが、タイムスリップがテーマということで、時間の概念についてちょっと考えました。

タイムスリップをする物語では、歴史を変えないように余計な手出しをしてはならない、という決まりごとがあったりします。でも、余計な手出しをしたっていいんじゃないのかなぁ・・・と思ったわけです。

なんとなく思いましたが、運命の流れ・歴史のおおまかな流れはすでに決まっているのではないのでしょうか?

たとえば、この映画の舞台は現代と14世紀のフランスです。イギリスとの間に戦争が起こっていて、まさに戦場に現代人がタイムスリップしてしまうのです。
しかし、現代・・・未来から来た主人公たちはその戦争の結末を知っている。だから、彼らは歴史を変えないように行動するのですが、そういうわけにはいかなくなる。イギリス人に捕まってしまい、何とか逃れるためにイギリス兵に力を貸すことになったり、本来死んでしまう人を助けることになったり。
歴史の上では、主人公たちがいる戦場の勝者はフランスなのですが、この事実は変えることができなくて、すでに決まっていたことなのだと思うのです。

伝わっている伝承や伝説に多少の物語性を加えているために、(もしくは意図的に変えられてることもあるかもしれませんが・・・)現代とその当時の出来事が食い違っていることはあるでしょうが、結果は変わらないのではないかと。

何かが起こって、何かが終わる。この最初と最後は決まっていても、その間に起こる出来事は無数の道があって、どこを進んでも必ず決まっている結末にたどり着く。だから、「タイムライン」の主人公たちが14世紀にタイムスリップしなくても、イギリスVSフランスの戦争の結末はフランスの勝利と決まっている。その間に犠牲になる人や、どんな出来事で城が制圧されるのかについては決まっていなくて、そのつど私たち人間が進む道によって変わっていくのではないでしょうか。

もしかしたら、「タイムライン」で進んだ道以外に、話し合いだけで無血開城となる道もあったのかもしれない。
山の上にあるという構造上の理由で、いきなり崖が崩れ始めて城ごと崩落したかもしれない。

タイムスリップした発掘作業のメンバーで、ひとり14世紀のフランスに残った人がいました。最後のシーンでその残ったメンバーの棺が見つかるのですが、ヒロインの女性が「彼を現代に連れてきたなら、この碑文の文字は変わっていたのかもしれない・・・」なんていってたけど、それも、彼の人生の中ではきまっていたことで、どうやっても変わらない事実だったのでは、と思うのです。
彼は過去に残りそこで人生を送ることになっていて、もしも仮にこちらに戻れたとしても必ず、過去に戻ることになる。

もしかすると、そういうものが運命なのかな・・・と。運命は変えられる、というけど、変えることができない運命もあって、人間は何度かその運命に対面することになるのでしょう。

結局進む道が決まっているのなら、無駄にあがくのはやめて流れに任せてみるほうがいいのかもしれません。
もちろん、がんばりどころはあると思いますがvvv

そんなことを考えながら見ていました。
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テーマ:DVD - ジャンル:映画

  1. 2009/03/16(月) 18:56:07|
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