BLUE-MOON RAY

石の話と、映画の感想を少し。


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ドリームキーパー

今日は「ドリームキーパー」の感想です。
インディアンに古くから口伝えで語られてきた民話を映像にして残したものです。

今では、語り部から直接話を聞くことはかなり貴重なことになっているのだろうな・・・と思いつつ、でも、映像として残すことができるからこそ日本にいる私たちもこうして知ることができるわけで、現代の技術も良し悪しだなぁ・・・なんてことを考えながら見ていました。

語り部から聞く話は、もっとどきどきしたりわくわくしたり、鮮明なのかもしれませんが・・・。
主人公は現代に生きるインディアンの若者と、その祖父です。
インディアンたちが集う語り部のお祭りの会場に行くために、ちょっとした旅をしている間に祖父は、若者に昔から語り継がれている言い伝えを話して聞かせていきます。

小さいころ、私は寝る前に「大草原の小さな家」という本を母親に読んでもらっていました。アメリカの開拓使の家族のお話なんですが、その中にでてくるインディアンは白人・・・開拓使・・・たちの敵になっていました。でもそれは、白人側から見た、一方的な見方でしかないのです。
インディアンからすれば、開拓使の人々は、自分たちの神聖な土地を荒らしにきたよそ者なのです。

伝説の中の人々は、土地や大自然や先祖たちに感謝し、神の声が聞こえたり、動物と会話ができたりします。そして、与えられた運命を受け入れていきます。
彼らにとってはそれはごく自然なことで、すでに生活に密着したものになっている。
きっと、「そう生きていくのが大切なんだ」ということを子孫に伝えるのが、彼らの使命なのかもしれない。
ただのおとぎ話ではなく、ちゃんと教訓もあって、それは現代に生きる私たちにも通じるものがあります。知恵を使えば、失敗を成功へと導くことができる。何もかもを手に入れてしまうと、人生はつまらない。人は、何かを得るために一生をかけて学ぶものだ。

などなど。

ドリームキーパーをみると、いかに現代の私たちの心が枯れているか・・・がんじがらめの思考に惑わされているのか・・・を痛感させられる。自分の心に素直に従うことは悪いことではないし、やりたいことを全うすることは、無駄じゃない。途中で悩むこともあっても、ちゃんと人間は乗り越えていけるし、そのための方法だって、自分は知っているはずなのである。

「使命」なんていうと壮大なロマンと物語を感じてしまうけど、本当はただ、「自分がなすべきこと」なだけなのではないかと思う。語り部の祖父の使命は、長い間音信不通だった自分の息子と孫の和解と、昔から語り継がれる物語を次の世代に託すこと。
そして、その使命をやり遂げることができたのはきっと、自分を信じ、周りを信じ、神を信じていたから。

私たちにも、その力は備わっているはずなのだ。自分を信じて、素直に道を歩いていきたい。
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テーマ:DVD - ジャンル:映画

  1. 2009/01/14(水) 01:25:31|
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  3. | コメント:0
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