BLUE-MOON RAY

石の話と、映画の感想を少し。


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300~スリーハンドレッド~

300~スリーハンドレッド~

さて、これもifさんから借りてるDVDです。去年公開になっていた映画ですが、予告を見た段階では、普通のアクション歴史映画なんだと思っていました。


ところがところが・・・それだけじゃなかったのです!!!




300人の少数精鋭部隊で、何万というペルシャ軍に挑む、スパルタの王のお話。
古今東西、大軍vs小軍という図式の戦争はよく聞くけども、ここまで少ない数ってあまりないように思う。
この図式の場合、小軍が勝つために必要なものは「知恵と大胆さ」だと思う。そして、数に物を言わす大軍隊はその大胆不敵な行動が理解できないのだろうと思う。

スパルタの王は、それができる人物だった。強さと賢さを備え、きっとこの王の国は平和な国だったと思う。しかし、戦乱の世の中、いつ敵国に襲われるかわからないのだから、相応の準備も必要になってくる。

この映画は、知恵を生かすために必要なことを教えてくれているように思う。まず、どんな状況にも対応できる柔軟性、時には意思を貫くための強さ、そのための準備。

ペルシャの大軍が襲ってくるという情報をつかみ、自分の国に到着する前に何とかしようとする行動力。ただ待ち構えるのではなく、それまでにやれることをしておくという王は賢い。
この時代、神官・・・寺院の力が強く、何かを始めるには必ず寺院のお告げ(許可)が必要だった。
もちろん、答えは「NO」。寺院のお告げは絶対だったが、王は「ただ、国の周辺を見回ってくるだけ」という理由で、信頼できる少人数とともに国を出て行く。

しかし・・・寺院・・・神官・僧侶は本当に欲の深い人たちだと思う。全部がそうとは言わないが、神の名をかたり、見返りとして人々に金品を要求する。こういう人たちには本当の神罰がいつか下るんだろうな・・・と思う。この人たち、お告げを聞こうとするスパルタの王にまで金銭を要求してくるのだ・・・。

ペルシャの大軍と戦うときの、スパルタ人の戦い方はまったく無駄のないものだった。自分たちの体力をできる限り温存しつつ、少しずつ相手の数を減らし、じわじわと恐怖心を抱かせ、戦意を喪失させていく・・・。自分たちの力を信じ、必ず勝てる!!という思いがあったからだ。そう思うことができるだけの訓練もしたし、準備もしていたのだから当然である。
スパルタ人がマント&盾&かぶとのみの装備だったのに対し、ペルシャ人の装備は完全装備。鎧兜に武器もさまざま。王は大きな装甲車のような派手な戦車に乗って、座っているだけという・・・非常に対照的な国同士で、シンプルがいかに強いか、ということを暗示しているようだった。

大きな軍隊は、大元をついてしまえばすぐに統制がとれなくなるわけで、スパルタの王はそれを理解したうえでペルシャの王が自分の前に出てくることを待っていた。あまりの強さに圧倒され、お金・地位・権力で取引をしようとするペルシャ王。スパルタ王の誇りを、まったく理解できないんだろうな・・・と思うとなんだか哀れに思えてしまった。

途中、スパルタ軍に入れずに裏切る・・・というか寝返る人物がいる。まぁ、その男のおかげでスパルタ軍は負けてしまうのだが・・・橘的にはこの男、スパルタの王の自信というか、他者への愛がかけていたスパルタ王自身が生み出した「神の仕返し」みたいな象徴かな・・・と思ったのだが。その男は体が不自由で、軍人としての素質はなかった。スパルタ王も「前線ではなく、後方支援に回ってくれ」と言う。理由は「陣形が乱れ、そこからダメージが大きくなっていくから」ということなのだ。しかし、男は納得しない。確かに、スパルタ王の選択は正しい。だが、前線で戦って死にたい・・・という希望をかなえてあげればよかったのに・・・と思う私は甘ちゃんか・・・???

人を強くするのは目に見えるものじゃなく、見えないもの・・・誇り・国を守ろうとする愛・・・なのかもしれない。

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テーマ:映画 - ジャンル:映画

  1. 2008/12/15(月) 23:49:05|
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